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小湊鉄道 春の沿線 2016 [日本の町散歩(関東)]

「10年ひと昔」という言葉が死語になるくらい、高度情報化による今の環境変化は目まぐるしい。パソコンが生まれ、スマホが生まれ、いまやグーグルとアマゾンで何でもできてしまう。しかし、この小湊鉄道の古びた列車に揺られていると、そうした出来事は全て夢の中の出来事で、本当は、何十年も前から、我々の暮らしというのは昭和の頃から何ひとつ変わっていないのではないかという気がしてくる。おそらく、それもまた本当なのだろう。
窓外を流れていく沿線の景色も、おそらくかつてとそう変わってはいない。それと同じように、道を歩く人の心も、本当はそう変わってはいないのだと思う。菜の花でうずまった、穏やかな春の上総地方。悠久の時空を旅しながら、変わりゆくものと、変わらないものとに思いを馳せることができるのが、小湊鉄道の最大の魅力である。

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信濃路の春(と秋) 点景 2009 [日本の町散歩(中部)]

関東に越して最初の春、私の信州通いは始まった。武蔵野の端にあった私の自宅から、バイクにまたがっていくつも山を越えていくのが面白かった。所沢から正丸峠を越えて秩父に入り、小鹿野から志賀坂峠を経て群馬県は上野村を快走したのち、険しい山道を辿ると十石峠で、そこから緩やかな下りを降りてゆくと、ようやく信州・佐久平。自宅からここまでで6時間を要したが、植生や空気が次第に変化していくのが肌で感じられる道中は、まったく弛緩することがなかった。県都長野までは、千曲川の川筋を辿るか、菅平を超えるかして、さらに2時間。時間の都合で、素直に上信越道を疾走することもあったが、この下道ルートは私のお気に入りで、何度往復したことか知らない。これらの撮影行の成果は「春の松代」「夏の須坂」「秋の小布施」等のページにまとめられているが、ここでは、それらに掲載できなかった道すがらの写真達を、落ち穂拾い的に集めてみた。

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山梨・富士山(断章) 2009 [日本の町散歩(中部)]

2008年秋に大阪から東京に転居したのち、ゼファー1100(中古)を購入した私は、少しでも春めいてくると居てもたっても居られず、セーターを幾重にも着こんでツーリングに出かけた。
関西育ちな私は、やはり富士の山容はちらっと見えただけでも感激してしまう。それがどんなに遠く小さくとも、その崇高な姿にはどうしようもなく惹きつけられてしまうのだ。
そんなわけで、富士山のチラリズムを求めて(?)、甲州を一日走ったときの記録がこのページである。いつか本格的に撮りに出ようと思いつつ、かなわぬまま現状に至ってしまったが、10年前の記録としてここに留めておきたい。

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