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貞光 2018 [日本の町散歩(中国・四国)]

高松でオシャレな女の子が沢山歩いていたけれど、徳島に入ると、いわゆるキレイな女性を見つけるのが急に難しくなる。列車に乗り合わせた女子高生達はおさげに白ズック、男子に至っては、高校生にもなるというのに鼻水垂らして居眠りしている。田舎にはつきもののはずのヤンキー風の不良学生さえ、徳島では見かけない。誰もが野暮ったく、純朴そのものだ。そこがいい。
今回訪れた貞光という町は、そんな徳島の朴訥とした感じが、良い形で結晶化されている町だ。脇町と同じく、吉野川流域における物資の集散拠点として栄え、うだつのある街並みを特徴とするが、観光化という意味では脇町に大きく後れを取り、脇町で進んでいた電線地中化や道の駅の開設等も全くなされていない。しかし、それがいい。決して観光客のためではなく、住民のための生活の場として、うだつの町並みや昭和の街並みがいまに生きているというのは、じつは全国的にも貴重なのではないか。・・・私はすっかり貞光が好きになってしまった。

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村上 2017 [日本の町散歩(中部)]

のっけから食い物の話で恐縮だが、鮭好きにとって越後の村上は聖地のようなところである。なにしろ、100種以上の鮭の料理法が村上には伝わるというのだ。太古の昔から、晩秋になると近くを流れる三面(みおもて)川に、おびただしい数の鮭が遡上してくる。江戸時代の村上藩がこれに目を付けたところから伝統のサケ漁が成立し、今に至るまで町の一大産業で有り続けているという。
村上藩の偉いところはこれだけではない。地酒、和菓子、お茶、それから伝統工芸の「村上堆朱(ついしゅ)」・・豊富な名産品を育て上げたこの町の心意気と、それによって培われたであろう文化的雰囲気を感じてみたくて(・・いや単純に鮭料理を腹いっぱいに食べてみたくて)私は冬の初めにノコノコとこの村上にやってきたのであった。

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