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撮影機材変更のお知らせ [日々のよしなしごと]

2016年撮影分より、主たる撮影機材を以下のとおり変更致しました。

(これまでの機材)
メイン機: NIKON FM3A フィルム:PROVIA100F
サブ機: RICOH GRD

(今後の機材)
NIKON D800E

私はその場の空気感を大切にした撮影を行いたく、これまでフィルムで撮影するということにこだわって参りましたが、昨今のフィルム価格および現像価格の高騰に対し、ついに音を上げる形となってしまいました。
ついてはメイン機の一部機能が故障致しましたことを機会として2016年初旬、NIKON D800E中古機を購入致しましたので、これ以降は当該デジタルカメラでの撮影が主となりますことをお知らせします。

今後とも、その場の空気感を伝わる写真撮影を心掛けてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


さよなら「りんご特急」(長野電鉄2000系)~長野電鉄写真集 [日々のよしなしごと]

2012年3月31日は、長野電鉄2000系、最後まで残ったD編成の引退日でもあった。

私が好きだった、ふっくらホッペのりんご色の特急電車、2000系。
1957年登場のA編成から1964年登場のD編成まで、日本が夢と活力に満ちていたあの時代に、4編成が作られ、以来、約50年もの長きにわたって長野電鉄の看板電車として愛されてきた車両。
志賀高原へ向かうスキー客や温泉客を乗せて、善光寺平を駆け回った電車である。
中でも、最後のD編成は、スカート付きでバランスがとれたスタイルを持ち、好ましかった。

2005年と2006年に、それぞれB編成とC編成が廃車となった。
その後も、残ったA編成とD編成によって特急運用が続いたが、それも新型特急2100系スノーモンキーの登場まで。2011年2月をもってA編成は引退、D編成も定期運用を外れ、廃車を待つばかりとなった。

だが、2000系の人気は引退後も続き、A編成もスクラップされることなく須坂駅構内に留置され、D編成に至っては引退を2012年3月まで延期され、細々とではあるが、普通電車や貸切電車として使用された。

そのD編成も、3月30日で定期列車としては運転を終了し、31日の記念運転をもってついに正式引退となった。

私にとっても、久しぶりに鉄っちゃん魂を取り戻し、2000系D編成を追いかけたこの2年間。
本稿では、その間の2000系D編成の写真を中心に、A編成や他の長野電鉄の車両、また沿線風景の写真を交えて、その活躍の頃を振り返りたい。

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屋代線、最後の日 [日々のよしなしごと]

長野電鉄屋代線は、2012年3月31日をもって廃線となった。
その日、多くの沿線住民が駅につめかけ、その最後の姿を見送った。

屋代線は、利用する人も少なく、地域から忘れられたかのような存在と聞いていた。
そのような路線の廃止に対して、沿線の方が高い関心を寄せるとは、とても思えない。
集まるのは、私のような鉄道マニアか、好事家の人々ぐらいのものかと思っていた。

しかし、それは全く間違っていた。

本稿では、松代駅を中心に、運行最終日の3月31日の様子、その最終列車の発車までを、
ダイジェストにてお伝えする。


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「塩チョコ」のススメ [日々のよしなしごと]

こーんなサエナイ私達にも、バレンタインデーにはチョコを下さる、うるわしき女性達がいて、サエナイなりにも、ホワイトデーのお返しには気を配るものであります。

今年は、私が昔から応援している大阪のチョコレートショップ、「エクチュア」さんの塩チョコが好評でした。独自のブレンドを施したチョコレートに、天然塩がまぶされた板状のチョコ。手で割りながら、口でゆっくり溶かしていただくのが洒落てます。うーん、塩って美味しんだなぁ。。。
ビターとミルクの二種類があり、ビターのほうはほんとに辛口。塩のしょっぱさが際立って、ワインやビールにも合ってしまいます。そのまま食べるなら、やっぱりミルクかな。甘みとしょっぱさがお互いを引き立てて、えもいわれぬコクと旨みがじんわりと際立ちます。

かつてサラリーマンだった頃、ホワイトデーが近付くと、総務部のコワーイお姉さま方に何をお返しすべきか、若手男性社員たちは頭を悩ませたものでした。だって、そのお返しの評価によって、社内の男性社員の序列が決定づけられ、仕事がやりにくくなったり、スムーズになったりするのですから。。
でも、日ごろ言えない「いつもありがとう」「いつもすみません」の言葉を添えて交わされる社内のバレンタインは、決して悪いものではありませんでした。

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チョコレートショップ「エクチュア」のホームページはこちら↓
http://www.ek-chuah.co.jp/

シュティフターという作家 [日々のよしなしごと]

 先日来、オーストリアの作家、アーダルベルト・シュティフター(1805-1868)の作品(小説)のいくつかに触れる機会があり、その印象がなかなか出会うことの少ない種類のものであったので、少し紹介したいと思う。
 私が読んだのは、岩波文庫から出ている「水晶、他三篇-石さまざま-」と、最近復刻された同じ岩波文庫の「森の小道・二人の姉妹」である。下の画像は、後者の表紙であり、写真かとみまがうほど写実的で美しい表紙の絵は、シュティフター自身の筆になるものという。
 小説のほうも、よく似た印象を受ける。どの作品も、淡々とした筆致で、精緻ではあるが、およそストーリーの起伏というものには乏しい。読者の心理を惹きつける作家の妙技にスポイルされた現代人への受けは甚だよろしくないだろうことと思われる。代表作と言われる「水晶」も、冒頭からクリスマスの何たるかという作家自身の講釈が数ページにたって続き、思わず勘弁してほしいなあと思ったほどである。だが、その行間からこぼれ出る「何か」・・・それがあるために、少しずつ読み進めることができた。
 結論からいえば、読んで大正解だったのである。ことにその「水晶」の清々しい読後感は、ちょっと他に比べるものが思い当たらないくらいだ。

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「歯ブラシ職人」の歯ブラシ [日々のよしなしごと]

近所の100円ショップで、あやしげな商品が並んでいるを発見した。
「『磨きやすい』歯ブラシ」と大書きされた歯ブラシだ。しかも、「歯ブラシ職人 田辺重吉の」と枕ことばが付いている。・・・歯ブラシ職人?  歯ブラシって工業製品じゃないのか??
そういぶかって思わず手に取ると、その田辺氏らしいおじさんの写真と、「丹精込めて作りました。是非お試しください。」という言葉が、パッケージに添えられているのがわかった。
実際に、諸元を確認すると、製造元は「奈良県田原本町 株式会社タナベ」とあった。

職人が、丹精込めて作った芸術品が、100円ショップで無造作に並べられているものだろうか?

私はからかい半分に、それを買って帰った。「毛先が細いタイプ」と書かれているから、「毛先が普通のタイプ」というのもあるのだろうが、それは品切れのようだった。

そして、使ってみて驚いた。
本当に、磨きやすい!!!!!

まず、一般の歯ブラシより少し小ぶりで、持ちやすく手にフィットするだけでなく、口の中で動かしやすい。しかも、毛先が歯茎の当たる感触が絶妙で、磨いていて何だか気持ちいい。

私はそれまで、いわゆる毛先が細いタイプの歯ブラシは、苦手であった。歯茎が弱く、軽い歯周病の傾向にあるため、すぐに血が出るのだ。
しかし、この「歯ブラシ職人」による歯ブラシは、同様に毛先が細いタイプであるにもかかわらず、血が出ないのだ。驚きである。

世の中には、いろいろな歯ブラシがあり、「カットを歯形に合わせて工夫しました」とか、「複数種類の毛を使いました」とか、あの手この手で気を引こうとしているが、大した効果はない。それは大手メーカーの製品でも同じであった。しかし、この職人による歯ブラシだけは明らかな違いがあった。
一見、何の変哲もない、何の工夫もなさそうなこの歯ブラシが、一番磨きやすく、一番気持ちいい。毎日の歯磨きが楽しみになったのだ。

以後、私はこの歯ブラシ以外は買わないし、使わない。
最近は楽天等のネットショッピングでも購入できるようだ。

ビバ! 歯ブラシ職人!! ビバ! 田辺重吉!! 会ったことないけど。

株式会社タナベ ホームページ → http://www.jukichi.jp/

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阪急電車「京とれいん」に乗る [日々のよしなしごと]

 まずは、下の写真をご覧いただきたい。いつもの電車に乗ろうとして、乗ってみたらこうなっていたら、まずビックリである。そういうビックリが、現実になってしまったのが、大阪を中心に京都・神戸・宝塚方面に路線を延ばす阪急電車での出来事である。
 テーマは「和風モダン」だというこの電車、その名も「京とれいん」といって、2011年の春から、週末に限り大阪と京都を往復している。6両編成なのだが、そのうち2両ずつ、3種類の別々の内装に分けられていて、写真のバージョンの内装の車両は、テーマが「京町家」だとかで、なんと座席が「畳」地に「座布団」。・・・・こだわり抜いた和風電車なのである。一編成しかないので、一日に4回往復しているだけだが、スケジュールは固定されているため、あらかじめ調べて乗ることもできる。
 しかし、すごいなと思うのは、この電車、別料金が要ったり事前予約が要ったりする列車ではなく、ごく普通の電車として、ただ切符さえあれば誰でも気軽に乗れてしまうこと。だから、いつも通り電車を待っていて、たまたま来た電車に乗ってみたらこんなだった、ということもあり得るのだ。もしそうだと、鉄っちゃんでなくてもテンションがあがること間違いないだろう。

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3-4号車「京町家」風電車はこうなっている。

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死人の峠 [日々のよしなしごと]

 京都にいた頃、市街の北方からはるか丹波に連なる山々を、バイクで巡るのが好きだった。普通はもちろん、昼間に出かけるのだが、一度だけ、思い立って夜の山道を走ったことがある。

 それは、秋の深まる日の夜だったと思う。京の下町にある自宅を出たのが8時ごろだっただろうか、西大路から今出川通りへ、夜の市街をゆっくりとバイクを転がしていった。鴨川にかかる橋のたもとで北へ曲がると、大好きな加茂街道である。鴨川の堤をゆくこの美しい道。だが、ものの十数分、川をさかのぼってゆくと、京の盆地は早くもどんづまりを迎える。その先は、ひとつの街灯もないような、か細い山道が曲がりくねって12キロ先の山奥の集落へと続いているだけだ。
 その集落の名を「雲ケ畑」という。鴨川の源流にあるささやかなその村は、まさに鴨川の源流にあるがゆえに、古来ひとつの決まりごとがあったらしい。それは、村に死者が出ると、村人総出で遺体を運び、峠を越えて別の谷までそれを運んで荼毘にふさなければならない、ということ。帝の飲み水にもなる鴨川に、死人のケガレが入ることを忌んだからである。そうしてその死人を持ちあげて行った峠を「持越峠」といい、今も残っている。

 さて、私は夜の山道を、その持越峠へ向かっていた。ちょっとした肝だめし、くらいの軽いノリである。・・・・

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水上勉の「櫻守」を再読する [日々のよしなしごと]

 水上(みずかみ)勉は、私がひそかに読み続けている作家のひとり。私と水上作品との出会いは、今は絶版となってしまった新潮文庫「霧と影」だった。単なるミステリーとして読み始めたその作品は、推理小説とはいうものの、何やらただならぬ、くろぐろとしたものが奥に潜んでいるような気がして、まだ中学生だった私をおびえさせた。

 確かに、水上氏の作品は、人が持って生まれた宿命というか、そうした人間というものの悲しみややるせなさが、あたかも怨念のように籠っているものが多いように思う。とくに、初期の作品には、救いようのない、人生の暗い淵をのぞいたような後味の悪いものも多いし、だから水上は嫌いだという人もいよう。

 しかし、そんな人にも、この「櫻守」だけはおすすめしたいと思う。

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和歌山のイルカ漁を題材にした映画「ザ・コーヴ」アカデミー賞受賞に寄せて [日々のよしなしごと]

私はまだこの映画を見ていない。機会があれば一度拝見してみたいものである。
私など、この騒動?を通じてイルカ漁の存在自体を初めて知ったくらいだ。
イルカなぞ美味いのだろうか? 私はそんなものを食べてみたいとは全く思わない。

しかし日本のある地域で、そのようなものがあっても不思議ではないとは思う。
またそれが、歴史的にさまざまな事情あって成立している伝統文化なのだろうということは
容易に想像できる。

私は日本人である。
だから、日本の一地域にそういう伝統があるのなら、自分とは直接関係がなくとも大切にしたいし、
他国の人から色眼鏡で見られて映画化されたのなら、素直にそのことに対して怒りたい。

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追憶のピッコロ [日々のよしなしごと]

ピッコロにはお世話になった。
といっても、人でも動物でも、まして楽器でもない。
カレー屋である。

多くの人が行きかう梅田の地下街の片隅に、その店はあった。

関西一円に数店舗構えるチェーン店の本店なのだが、
席数はわずか6席(だったと思う)、地下街からトイレへの細い脇道に
隠れるようにして存在した。

「梅田に美味い店などあるはずがない」
そううそぶく友人達に、よく紹介したものだ。

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逃走 [日々のよしなしごと]

大阪には、一般に、行ってはいけない地域、というのがある。

その、行ってはいけない地域では、写真撮影もご法度だ。
カメラなど肩から提げてウロつこうものなら、コワーい人々に取り囲まれるらしい。

その地域には、日なたの社会に顔を見せたくない、見せられない人たちが、
沢山いるからだ、と言われている。

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中国のいま [日々のよしなしごと]

中国で大地震が起きたとき、私は、四川省のとなりの省、陝西省の西安市にいた。

震源からかなり離れているのだが、それでも大きな横揺れが数分続いた。

街に目立った外傷はないのだが、
地震など生まれて初めて経験する当地の人達にとって、揺るがないはずの大地がゆさゆさ揺れるとは、
晴天の霹靂以上のショックだったようだ。
あれから数カ月たった今も、眠れないとか、思い出すと震えが止まらないという中国人の友人がザラにいる。

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母娘 [日々のよしなしごと]

梅田の地下街のとんかつ屋で夕食をとっていると、
壁際のテーブルに、地味な身なりの、痩せたおばさんが着席。

寒いのにブルーのトレーナーだけで、裾のところがほつれている。
肌つやも悪く、そわそわと挙動不審で、タバコばかり吸っている。

と、眩いばかりに赤いセーターを着た女の子がお店に駆け込んできて、その向かいに座った。

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生きる知恵? [日々のよしなしごと]

あれは、先日、天神橋筋の某老舗喫茶店でひとりコーヒーをすすっているときのことだった。

店は結構繁盛していた。ほぼ満席だったと記憶している。
私は、4人がけのテーブルを一人で陣取って、悪いなあと、ちょっとだけ思いながら、
それが喫茶店というものだ、と思い直して居直っていたところだった。

そのとき、一人の来店客が現れた。

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駅で。 [日々のよしなしごと]

所用で、京阪電車の深草駅を利用。
ふと見ると、改札口の脇に、ささやかな黒板が置かれていた。
そこには、昔ながらのチョークで、次のように書かれていた。

「受験生の皆さんへ これまでの努力を存分に発揮して、是非合格を勝ち取って下さい」・・・

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