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加太 2015 [日本の町散歩(近畿)]

加太(かだ)といっても、全国的には知る人は少ない。しかし、大阪から湾岸沿いに南下し、紀淡海峡に突き出した岬を越えて南紀側、黒潮の流れる太平洋側に出たところにある小さな漁港町であるというと、ピンとくる人はいるのではないか。そう、地形条件からしても、加太は関西でも指折りの、美味い魚が釣れ、そして食える町なのである。とくに、年間を通して獲れる天然真鯛の美味さは全国屈指と云われるほどなのだが、いかんせん関西人からしても、地味な場所という印象は拭えない。関東には、マグロ料理で賑わう三崎があるし、湘南から三浦にかけても生シラスを求めて行列のできる腰越や小坪といった場所がある。加太は大阪からも近い立地にあり、みさき公園あたりから加太にかけての半島部分なんか、逗子~葉山あたりの感じに似ていないかしら・・・・、加太が関東の三崎や葉山みたいになればいいなあ・・等と思いながら、改めてじっくり街を歩いてみることにした。

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マウイ島 2015 ~ (2) パイアとマカワオ [ハワイ紀行/オーストラリア紀行]

マウイで最もマウイらしい町がパイアだと思う。島の北岸を東西に走るハナ・ハイウェイとそこから分岐しアップカントリー方面へ登ってゆくボールドウィンアヴェニューとのT字路を中心に広がる町は決して大きくないが、並ぶお店のどれもがおしゃれで個性的なのに驚く。ラハイナのように観光客相手に楽しませようとするのではなく、まずは自分が良いと思ったものだけをお店に並べるということに徹している。しかしより大事だと思うのは、その店主たちの生き方、暮らし方が素敵だからこそ、そのどれもが洗練されて輝くのだろうな、ということ。こういうのは、マイペースとは言わず、「ダウン・トゥ・アース」というらしい。周りの時間と空間とに自らを調和させ、地に足を付けて無理なく無駄なく暮らす、そしてそんな生き方を楽しむ、そういうスピリットをビンビンに感じる町なのだ。そしてそれはマウイ全体のスピリットでもあると思う。
パイアからアップカントリーへ登って行ったところにあるマカワオにも、同じことが言える。パイアよりもさらに小さな町だが、内容は濃い。パイアがやや若者寄りのフレッシュ感に満ちているのに対し、マカワオはもう少し大人びていて、私のようなオジサンでも落ち着いてお店を見て歩けるのがなんとも嬉しい。

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パイアにて

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マウイ島 2015 (1) ラハイナ [ハワイ紀行/オーストラリア紀行]

前回(2009年)のハワイ行きでは足を延ばせなかった念願のマウイ島に、ようやく行って来た。都会的なオアフ、自然派のビッグアイランド、それに続けて言うなら、最も街場的なのがマウイではないかと思う。
アメリカ的、オアフ的な巨大ショッピングセンターはこの島には似合わない。かといって、ビッグアイランドのようにのんびり鄙びているかというと、そうではない。やはり大自然に囲まれているのに、人々はみなどことなく垢抜けており、町にはキラ星のように小さな素敵な店がたくさんある。
そんなマウイの中でも、最も大きな町がラハイナである。「ハワイの古都」等と紹介されることさえあるけれど、1810年のカメハメハ大王による統一後、ラハイナは確かに最初に首都となった地。1845年にホノルルへ遷都となってからも、ラハイナは太平洋における捕鯨の大中心地となって船乗りたちで殷賑を極めたという。そんな時代が、20世紀の初めまで続いた。その栄華の名残りを色濃く残しながら、どこかまた新しいのがラハイナの魅力であろう。
ラハイナの町は、そうしていまも多くの観光客を引きつけ、ショッピングやグルメを楽しむ人々の声が、今宵も波間にさんざめく。

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