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喜多方 2014 [日本の町散歩(東北)]

喜多方は、その名が示す通り会津盆地の北方にある町である。蔵が数多く残ることで知られ、その数は二千以上とも言われる。土、漆喰、赤煉瓦、石などその素材は様々で、造りや用途も多種多様であり、蔵めぐりをする観光客も多いが、若者や食いしん坊にとっては喜多方といえば何よりもラーメンである。街の北側にそびえる飯豊山はこの街に豊かな伏流水をもたらし、その恵みが美味しいそばと、薫り高い醬油を生んだ。名物ラーメンをその集大成であり、市民の生活に根付いた国民食ならぬ「市民食」でもあって、今流行りの安易なご当地グルメとは違うのである。夏も盛りを迎えようという一日、地元の人にまじりラーメンの食べ歩きをしながら、腹ごなしもかねて、この街の路地を巡った。

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イスタンブール 2014 (4)新市街のナイトライフ [ヨーロッパの町紀行]

イスタンブール、ベイオール。ヨーロッパ風のカフェやバーが並び、戒律はゆるやかながらイスラム教国であるトルコの中では、異色の場所であろう。イスラム教では、基本的に飲酒は禁じられているし、現に旧市街やアジア側では一部を除き目立った飲み屋街は存在しない。だが、ここベイオールでは、古くからのアンティークなワインバーから最新のクラブまで、老若男女がナイトライフを謳歌している。イスティクラル通りの両側の路地裏には、イスタンブール中の若者や呑み助が集まってくるからか、平日だというのにどこもかしこも超満員で、歓声や嬌声が音楽に交じりさんざめいていた。

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イスタンブール 2014 (3)アジア側 [アジアの町紀行]

エミノニュやカラキョイ、ベシクタシュからフェリーでボスフォラス海峡を渡る。海峡の幅は約3キロあり、対岸に見えている町まで、船で渡りきるのに20分~30分と、思いのほか時間がかかった。そうして上陸したユスキュダルの船着き場は、もはやヨーロッパ大陸ではなく、アジアなのだ。
そう思って町を眺めると、ここはまたこれまで見てきたイスタンブールの旧市街や新市街とは雰囲気が異なる。建物が密集しておらず、そのせいか空がとても広い。家々も飾り気がなく、人々も古臭い感じだ。おじさん方はみな口髭を生やしているし、ヒジャブ(スカーフ)を頭に巻いた女性はヨーロッパ側よりもずっと多い。そして、全体的に土臭いというか、街中にうっすらと砂埃の舞うような、茫漠とした感じがした。だからこそ、この街には肩肘の張らない気安さがあったし、歩けば人々の素直なやさしさが身にしみた。

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