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モレ・シュル・ロワン 2014 [ヨーロッパの町紀行]

イル・ド・フランスとはパリ周辺の首都圏地域を指す名称(直訳すると「フランスの島」)であるが、東京周辺のビルやマンションが密集する息詰まるような「首都圏」とはまるで違う。パリ周辺にも無論、団地群が密集するいわゆる「郊外地域(バンリュー)」はあるが、東京のそれのようなとりとめのないものではない。「イル・ド・フランス」とは、そんな郊外地域をさらに広い範囲で包括する地域名であり、セーヌ川、マルヌ川、オワーズ川の3本の美しい川のもたらす豊富な水資源と、肥沃な森と緑野に恵まれた、自然の風光ゆたかな、美しい土地なのである。そんな川のほとりや緑の谷の合い間に、絵のように美しい小さな町や村がいくつも点在する。パリへ旅行するなら、うち一日は列車に揺られ、そんなイル・ド・フランスの小さな町を訪ねてみたい・・・そう思って、私が選んだのが、今回訪れた「モレ・シュル・ロワン」である。

人口3500人という小さなモレの町は、その名のとおり、ロワン川のほとりにある。私の好きな画家、アルフレッド・シスレーが住み、愛し、描いた町。見るものの心に、ただ穏やかに浸みこんでゆくような、柔らかく平明な絵の数々に誘われて、私はパリ・リヨン駅から列車に乗り込んだ。

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パリ・リヨン駅から郊外電車(トランシリアンR線)で小一時間。
モレの町への最寄り駅、モレ・ヴニュ・ル・サブロン駅の駅舎。
町の入り口はここから徒歩10分ほど。


・駅から町の城門へ

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城門へのアプローチ。


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城門の入り口手前に素敵なレストランがある。


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・城門をくぐり町へ入る

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モレの町のメインストリート。
町は非常に小さく、このメインストリートを5分少々歩けば、もう反対側の門だ。


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脇道にも魅力的な店がある。


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反対側の城門を抜けると、そこにロワン川に架かる橋がある。


・ロワン川に出る

ロワン川は、遠くブルゴーニュから流れてくる川。モレの町の傍を南から北へ流れ、すぐにセーヌ川に注いでいる。水源からかなりの距離を流れてきているはずだが、その流れが美しいのに驚かされる。橋のすぐ下に水車小屋があり、、川は落差のついた堰を落ちてゆくために、この橋の上ではいつでもザーザーと心洗われるような清流の音がこだましている。

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ロワン川にかかる橋からの眺め。


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橋の下には水車小屋がある。


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川べりを散策する人々。


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ノートルダム教会とカヌー。流れは結構はやい。


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橋の欄干にはかわいいプランターが。川の上流方面をのぞむ。


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何かの倉庫?作業場?に使われていたらしい建物も橋の下にある。


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あちらこちらで鴨や水鳥が散歩している。


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さきほどの鴨の親子か? ロワン川ごしに見るモレの町。


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シスレーが描いた光景と寸分違わない、現代のモレ。


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ロワン川にかかる橋を対岸からモレ方面を眺めたところ。


・モレの町に戻って散策を・・

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モレを代表する教会、ノートルダムの大聖堂。


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町の中心部にある広場に出てきた。
こじんまりとしている。


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狭く入り組んだ路地も多い。


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一緒にビールを飲んだおじさんは地元在住の画家、
DENIS PRIEUR(ドニ・プリウール?)さん。
ちょっぴり変わり者?のようで、町の人々は心配そうだったが、とても良い方でした。


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この後おじさんのご自宅に招かれて、沢山の自作を拝見させて頂いた。



モレ・シュル・ロワンは、取り立てて見て回るような観光スポットもなく、平凡で、ただただ平和で穏やかな町であった。しかしだからこそシスレーはこの町を愛したのだろうし、私達も時間を気にすることもなく、自由気ままに町や川べりを歩き、心を羽根を存分に伸ばすことができたのだ。パリからのワンディ・トリップ先として、お勧めできる町である。

なお、イル・ド・フランスの町としてはもうひとつ、高級住宅地としても有名なサンジェルマン・アン・レーも訪ねたのだが、天気が悪く、満足できる写真が撮影できなかった為、今回はご紹介しない。


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※パリ・リヨン駅から列車に乗ってモレへ~パリ郊外の車窓より

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トランシリアンR線の電車。ダブルデッカーだ。


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モレ・ヴニュ・ル・サブロン駅に到着。


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撮影:2014年5月
本文:2016年5月


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