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パリ 2014 (4) モンパルナス / ビュット・オ・カイユ [ヨーロッパの町紀行]

モンパルナスもまた、左岸文化を代表する地域のひとつ。1910年代以降、観光地化され、閉塞感のあった右岸のモンマルトルから多くのアーティスト達がここに移り住んだ。その中心はピカソ、シャガールといった、純粋なフランス人、パリっ子ではない移民アーティスト達であり、既存の概念に縛られない自由な独創性を重んじた人々であった。
その後、パリは世界のアートシーンの先端を行くようになるが、その中心はまぎれもなくモンパルナス。世界中からアポリネール、ミロ、キスリング、藤田嗣治といった貧乏芸術家が集まり、いくつものコミューンをつくり、モンパルナスのカフェに集ってお互いを高め合ったという。こうした動きには、アメリカからやってきた比較的裕福な画商や出版界の名士などがこの地に魅せられ、拠点としたことも少なからず関係があろう。
毎日がお祭りのような当時のモンパルナスの様子は、やはりこの時期アメリカからやってきてモンパルナスに住んだ若きヘミングウェイの著作「移動祝祭日」に克明に記されている。

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モンパルナス大通り。


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モンパルナス華やかなりし頃、ここいらの中心地は
ヴァヴァンと呼ばれる地区。「ラ・ロトンド」「ル・ドーム」そしてこの「ル・セレクト」など
芸術家達が集まったカフェはいずれも今もって現役。


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ヘミングウェイらが集まっていたカフェ「クロズリー・デ・リラ」
いまはちょっとお高めのレストラン


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カンパーニュ・プルミエール通り。
マン・レイやランボー、フジタ、モディリアニらもこの通り沿いに住んでいたという。


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今もアトリエらしきところがちらほら目に付く。


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交差点の左側がウジェーヌ・アジェのアトリエがあった建物。
後に「近代写真の父」と呼ばれる貧しきアジェ老人もまた、ひっそりとモンパルナスに住んだ。


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・ダゲール通り
ダゲールは、モンパルナスを代表する庶民派商店街。フランス人のじいさんばあさんだけでなく、明らかに移民とわかる中東系やアジア系の人達も一緒になって、この賑やかでやさしい街を盛り上げている。無名の金子光晴が、極貧生活をしていたのもこのあたりだったという。

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おもちゃ屋さんの店先で。


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アラビア料理店


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魚屋の店先。


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買い物かごをぶら下げていようとも、なぜか絵になるフランス男性。


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パリでもやっぱり魚屋には猫がいる


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ダゲール街を抜け、南西方面に歩いてゆく。

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シャトー通りとレイモン・ロスラン通りの交差点あたりもお店がいくつかある
このあたりはプレザンス地区というらしい


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と、・・素敵な小道を発見!


この路地はテルモピル通り。パリには魔法にかけられたような素敵な路地が数多くあるが、私はここが一番好き。

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以上、テルモピル通りでした。


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◎ビュット・オ・カイユ(ウズラが丘)
右岸にモンマルトルの丘があるなら、左岸にはビュット・オ・カイユがある。・・と、パリジャンは言っているかどうかは知らないが、パリ市の南のはじっこにある、小さな丘の小さな町である。アパルトマンではなく、背の低い町並みが続き、パリ市内というよりは、どこかの田舎町に来たような気にさせられるのんびりしたところ。パリは周辺のいくつもの農村を合併してきた歴史があるが、そんな農村時代の雰囲気を今に残す貴重な場所なのかもしれない。

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最寄りはメトロ6号線のコルヴィサール駅。
このあたりの6号線は高架になっており、町中をメトロ車両が縫うように走る。


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丘へとのぼってゆく


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丘のてっぺんには小さなグローサリー(食料雑貨店)がある。


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「カフェ」ではなく「パブ」であるところがいい。


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撮影:2014年5月
本文:2016年4月













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